2010年06月07日

心揺さぶる「真摯」「切実」 古屋誠一「メモワール.愛の復讐、共に離れて…」(産経新聞)

 ■東京都写真美術館

 オーストリア在住の写真家、古屋誠一(60)の写真展「メモワール.愛の復讐(ふくしゅう)、共に離れて…」が東京・恵比寿の東京都写真美術館で開かれている。1985年に自死した妻、クリスティーネを追悼する個展「メモワール」を開き、その後も写真集や展覧会を重ねて、彼女と無言の対話を続けてきた古屋。その真摯(しんし)で切実な制作活動の軌跡をたどる展示は、見るものの心を激しく揺さぶる。(篠原知存)

 会場を入ってすぐ、1枚目に飾られているのは、クリスティーネの遺影。鑑賞者はいきなり、避けられない死を通告され、「どうしようもなさ」を背負うことになる。

 古屋は1970年代からヨーロッパを拠点に活動してきた。東ベルリンで妻が自ら命を絶ってから4年後に、生前の彼女との生活を主題にした「メモワール」の制作を始めた。

 なぜ妻は病んでしまったのか。2人で過ごした時間は何だったのか…。問いは繰り返され、写真は何度も編み直されてきた。完結することのないその取り組みは、内外で高く評価されている。しかし今年1月、写真家はインタビューにこう答えた。「所詮(しよせん)何も見つかりはしないのだという答えが見つかったのではないかと(思える)」

 本展のタイトルには、そっと「ピリオド」が打たれている。これが最後になるかもしれない、という意思表明だ。

 約130点の作品による展示は、7つのゾーンに分けられていて、長男の名前である「光明(こうみょう)」と題された区画から始まる。一人息子の写真が時系列に並ぶ。妻に抱きかかえられた乳児が、次第に成長してゆく。妻が不在になったあとも…。

 展示を担当した同美術館専門調査員の石田留美子さんは「これまで『メモワール』は、夫婦の物語として理解されてきたように思える。でも長男が成長してゆく姿も印象的。展示は家族の歴史をあらわすものにしたかった」と語る。

 このコーナーに限らず、どの写真を見ても、撮影年が気になる。悲劇の前か、後か。それは仕方がないのだが、「エピファニー(神聖なものの顕現)」と分類されたスナップ写真のシリーズは、少し心を軽くしてくれる。

 画面を静かな気配が占めているのは変わらないが、絶望的ではない。写真家がただ回想の中に立ち尽くしているのではなく、離別を受け止め、進み続けてきたことが実感できるはずだ。「展示が、見る人の背中をそっと押すようなものであればうれしい」と石田さんはいう。

 7月19日まで、一般800円、月休(祝日は開館)。問い合わせはTEL03・3280・0099。

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2010年05月20日

「憲法改正」で石破氏と保利氏が対立(産経新聞)

 自民党憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)は13日、党独自の憲法改正原案について、今国会の会期内提出に向け作業を進める方針を確認した。ただ、石破茂政調会長が12日、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が施行される18日に、改正原案を提出する考えを表明したことに対し、保利氏が反発。党の政策責任者と憲法改正の担当者が対立する異例の構図が浮き彫りになった。

 保利氏は会合で、「自民党が長い歴史を持って憲法改正を勉強したことを考えると、全項目を整えて国会に提出した方がよい。(18日ではなく)もう少し時間がほしい」と述べた。

 保利氏が改正原案の早期提出に慎重論を表明したのは、石破氏が財政健全化と憲法改正手続きに絞った改正原案を国会に提出する意向を表明したためだ。

 保利氏は、「さらに議論を深めるべき論点」として、前文の書き方▽天皇と元首▽国旗と国歌▽安全保障と9条▽一院制か二院制か▽地方分権と道州制▽憲法改正要件の緩和−の7項目を提示した。

 前文については、日本の国家としての理念や、目指すべき方向を明記していく考えを示した。9条関連では、平成17年に党が発表した新憲法草案の「自衛軍の保持」をそのまま盛り込むほか、「自衛権を守るための自衛軍」であることも明記する意向を表明した。

 会合では、夏の参院選マニフェスト(政権公約)への対応も話題となった。社会保障など全9項目にわたって盛り込まれたマニフェスト原案では、憲法改正が最後に掲載されていたため、森喜朗元首相が「盛り込む以上は1番目に書くべきだ」と見直しを求めた。

 保利氏は会合後、谷垣禎一総裁と今後の対応をめぐり協議。谷垣氏はその後の記者会見で、「まだいくつかの分野で難しい論点が残っているようだ。全体像を示すとなると、まだ時間がいるのかと思う」と述べ、保利氏に一定の理解を示したが、改正原案の取りまとめ方への言及はなかった。

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2010年05月13日

<辻食文化賞>奥村彪生さんの著作など受賞(毎日新聞)

 第1回辻静雄食文化賞(同賞選定委員会主催)の贈賞式が8日、大阪市阿倍野区の辻調理師専門学校であった。伝承料理研究家、奥村彪生(あやお)さんの著作「日本めん食文化の一三〇〇年」(農文協)と、山形県の伝統野菜の保存・活用を図ってきたレストランオーナーシェフ、奥田政行さんと山形在来作物研究会が受賞し、それぞれ賞状や賞金50万円が贈られた。

 同賞は辻調グループ校の創立50周年を記念し創設。奥村さんの著作は日本の「めん食文化」を初めて網羅した力作と評価され、奥田さんらは地域の食文化の向上に貢献し「地産地消」のモデルとも言えるとされた。

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