2010年01月23日

<別府市火災>行方不明の男性 別府駅ビルで発見 事情聴く(毎日新聞)

 大分県別府市光町の大火で行方不明になっていたパート職員、工藤勝蔵さん(54)が17日午前11時過ぎ、同市のJR別府駅ビル内で見つかった。安否不明で、県警別府署が連日、焼け跡を捜索していた。

 同署によると、椅子に座っているのを知人男性(61)が見つけ、近くの交番に「工藤さんらしき人がいる」と通報。駆けつけた同署員2人が本人と確認した。火災は工藤さんら5世帯が暮らす松岡アパート東棟が火元とみられ、同署は出火当時どこにいたかや、その後の行動などについて事情を聴いている。

 同署は14日から焼け跡で遺体捜索を含めた実況見分を続けていた。同火災では31世帯57人が被災、うち1人が死亡した。【祝部幹雄】

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2010年01月15日

民団新年会でのあいさつ要旨(上)民主・山岡氏「全力で取り組む」(産経新聞)

 在日本大韓民国民団中央本部(鄭進団長)の新年会が12日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた。出席した日本の与野党の幹部の多くや民団幹部らはあいさつで、永住外国人に対する地方参政権(選挙権)付与法案について、18日召集の通常国会での成立を唱えた。民団の鄭団長は「今年が永住外国人への地方参政権付与の年となれば、これにまさる喜びはありません」と語った。

 あいさつの要旨は次の通り。

 【鄭進団長】

 「韓国と日本の過去100年を振り返り、両国関係の今後の『100年を創る』うえで、極めて大事な1年を迎えました」

 「(略)韓日両国はまさに、二人三脚のパートナーです。どちらがつまずいても、お互いに不利益となるだけでなく、国際社会にも大きな損失をもたらします。両国はすでに、それだけの切っても切れない関係にあるのです」

 「ですが、韓日双方の一部に過激なナショナリズムや狭小な自国中心主義にとらわれる人々がいるのは事実です。歴史認識をめぐる葛藤(かっとう)など、あつれきの種は今もすくなくありません」

 「私は韓日100年の節目に際し、強く訴えたいことがあります」

 「(略)今や私たちは過去については冷静かつ慎重に論じあい、未来について熱く大胆に語り合う時点に立っています。私たち民団は今日、新たな100年へ、襟を正して歩み出します」

 「その初年である2010年が明るい未来への象徴として、永住外国人への地方参政権付与の年となれば、これにまさる喜びはありません。私たちの16年の宿願が、この度の通常国会において、日本世論の祝福のもとに実現されることを節に願うものです。地方参政権の付与は私たちが地域社会の発展にこれまで以上に貢献する活力源になるでしょう」(以下略)

 【韓国の権哲賢駐日大使】

 「(略)韓日併合100年の年であり、韓日両国で憂慮の声があることもよく分かっています。私は韓日両国がさらに協力し、今年は韓日関係の転機となる年にできると考えています。そのためには、解放65年が過ぎたいまなお未解決の多くの過去の問題について、進展があることを期待します」

 「特に在日同胞社会の長年の念願である地方参政権獲得が必ず実現できますよう、この場にお集まりいただいた日本の指導者のみなさまのご関心とご協力をお願い申し上げます」(以下略)

 【民主党の山岡賢次国対委員長】

 「明けましておめでとうございます。今年はすばらしい年になることを一緒にご祈念申し上げます。きょうは本来でしたら小沢一郎幹事長がごあいさつにおいでになる予定でした。私はその代理として、民主党を代表してごあいさつをさせていただきます。本来なら中井洽大臣(国家公安委員長)、赤松広隆大臣(農水相)もおいでですが、党の立場でごあいさつをさせていただきます」

 「まず、今年は振り返れば政権交代を果たさせていただいた年でした。ここにおいでのみなさまには大変お世話になったことを心から感謝申し上げます」

 「民主党政権が(日本を)明治維新以来の80年の、分かりやすく言えば、軍国主義的な、また、第2次世界大戦以降の経済覇権主義的な国から、これからは新しい、ちょっと気取った言い方をすれば、人間中心的な国に作り上げていこうと思っております」

 「経済的には内需を拡大して国内を潤していかないといけませんし、また、大臣がいらっしゃいますが、食料の自給を考えていかないとならないという状況であるとともに、地方を大事にして、生活者を大事にして、人間らしい国に変えていきたい。そういう政策を志向しているわけでございます」

 「特にこのアジアの皆さま、韓国の皆さまとは昔から長い長いお付き合いでございましたが、この2010年を契機に、本当にそういう方向で新たな日韓関係、新たなアジアとの関係、新たな世界との関係をつくっていきたいなあと思っているところでございます」

 「そういう考えのもと、昨日、政府と(民主)党の首脳会談が行われました。そこでそういう政策を具体的に進める予算の説明が政府側からあったんでございますが、その中に率直に申し上げますと参政権の問題は正式にはご提示はなかったんでございますが、検討事項の中にそれが入っていたわけでございます」

 「私は『正式には入っていないじゃないですか』と言ったら、『検討事項です』と。そこから小沢幹事長が新聞にありますように、『これは政府としてきちっと対応すべきである。これからの日韓関係を考えると、また、友好状況を明快にしていくためにも政府がこれを法案として出すことがあるべき姿だと思う。(昨年12月12日に李明博韓国)大統領ともそういう話をしてきたので、これを実現していかないといけない』というご提起があったわけであります」

 「先般、私どもは中国を訪問しました。小沢名誉団長、私が団長で行ったんですが、(小沢氏は北京に)1日いただけで韓国に行かれました。お招きがあったわけですが、中国では(胡錦濤)国家主席と会談して、(韓国では)李明博大統領との会談も行うべきだということがありました」

 「(外交は)政府がやることで、党は前に出たくないというのが一貫した幹事長のお考えですが、それじゃあ特別に夕飯をごちそうになると私が提案して受けていただいて、その(小沢幹事長と李大統領の)会談が実現したわけですが、そのときにもそういう話がかなり出たと伺っています」

 「そのことを、この国会で何としても実現しようというご提起を率先して幹事長が言われて、政府側も『これを積極的に進めます』ということで、昨日は終わったわけでございます」

 「この法案が1日も早く国会に出てくるように、私も側面的にバックアップしますが、出てきてからは主には私の仕事でございます。ここにいらっしゃいます、民主党の理解あるみなさんとともに、この法案が1日も早く今国会で必ず実現するように全力を挙げて取り組んで参りたいと思っております」

 「2010年、これからの100年を、これからの日韓関係100年を、そのスタートとして参政権の成立について全力で錦の御旗として取り組んでいき、すばらしい新年とすばらしい将来をともに築いていきたいと思います。頑張ります。ありがとうございます」

 【社民党党首の福島瑞穂消費者問題・少子化担当相】

 「民団の皆さん、本当に今年をいい年にしようではありませんか。今年は本当に日本と韓国にとって節目の年です。日韓併合100周年。でもこれからの100周年は、私たちは共生と協調とそして一緒にともに手を携えていく。とりわけそんな100年にしたいと考えております」

 「まず一つ目、先ほどからもお話がありました。何としてもできるだけ早く地方参政権の法律を国会に提出して、社民党も先頭に立って一緒に成立させたいと考えております。お力を貸してください。お願いします」

 「2つ目は共生の政策です。私自身は内閣府の中で定住外国人の共生政策も担当しております。何としても子どもたちの教育の問題、雇用の問題、とりわけ教育の問題や人権の問題などについて、私が担当しているときに大きな一歩を踏み出したいと考えております」

 「韓国の皆さんから多くのことを学び、韓国と日本の新しい1世紀を社民党はともに作っていきたいと思います。平和や人権、共生は、これは平和が一番、人権が一番、男女平等が一番という点で頑張っていきたい」(以下略)

=(下)に続く

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2010年01月14日

<都教委>土曜授業を容認 月2回上限 市区町村委に通知へ(毎日新聞)

 東京都教育委員会は、小中学校の土曜日の授業実施を月2回を上限に認めることを決めた。新学習指導要領の全面実施に向け、授業時間の確保と学力の定着を図ることが目的。14日に都内の市区町村教育委員会に通知する。

 土曜日の授業については、学校週5日制の趣旨に反しないようにするため、「公開」を条件とし、家庭や地域との連携を確保するという。都道府県レベルの教育委員会が土曜日の授業実施について市区町村教委に通知を出すのは異例という。実際に土曜授業をするかどうかは市区町村教委や各校の判断という。文部科学省は「学校週5日制の理念に反するものではないと理解している」としている。

 教育の「ゆとり」を重視するため、02年4月に学校週5日制が完全実施され、小中学校で土曜日は原則休業となった。しかし、カリキュラムが過密化した平日に、補習や学校行事の準備をこなすことが困難になりつつあり、土曜日に補習などを行う小中学校が増えているのが実情だ。

 また小学校では11年度に、中学校では12年度に新学習指導要領が全面実施されるのに伴い、授業時数が大幅に増加する。このため平日だけの時間割で教育課程を終えることがさらに難しくなるとの懸念が教育現場で広がっており、都教委は対応を検討していた。【真野森作、市川明代】

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